放射線治療の副作用とは

手術よりも身体に負担が掛からないのではと、放射線治療をお願いしますという前立腺がんの患者さんが増えていると聞きました。でも、本当にそうでしょうか?そもそも、放射線の副作用は治療期間中におきる急性期のものと治療がすべて終わって数か月から数年後に生じるもの、つまり慢性のものとがあります。急性期のものは、程度の差はありますが、ほとんどの場合に発生しますが、一時的ですので、治療が終われば消えてくれます。これに対して、慢性障害は、さほど発生率は高くないですが、一度発生するとなかなか直らないので、急性期よりも問題だと思います。放射線治療では身体に傷をつけず、がん細胞だけに放射線を当てるかが問われるところですね。昔、技術が進んで居なかったころは、多量の放射線が照射されましたが、現在では、かなり量が減ったそうです。多方向から照射する三次元照射でも、76グレイ以上になると安全ではないそうです。ただし、上手にX線を使いこなせた場合でのことですよね。

放射線治療の副作用の症状

最も一般的な副作用は、倦怠感、皮膚の変化、そして食欲不振です。これらの副作用は、通常は、放射線治療が終われば、消えてくれます。また、放射線治療の副作用は個々によって違います。副作用のまったくでない場合、大きな問題となる場合もあります。照射の線量、照射部位、そして年齢、全身状態などによっても大きく違いがでます。副作用を軽くする対処法もありますので、必要な場合は、必ず、主治医、看護婦、治療技師に相談しましょう。特に、強い副作用を生じた場合には、治療を中止するか、変更してもらえるはずですので、我慢のしすぎはよくありませんね。症状は、たとえば、前立腺がんの場合、急性期の副作用では、下痢、肛門(こうもん)痛、皮膚炎、頻尿となり、慢性期の副作用では、膀胱(ぼうこう)と直腸の障害があります。前立腺に接している臓器に放射線が大量に当たってしまう野が原因ですね。特に、直腸に潰瘍が出来て、傷がつく副作用が問題です。これを「直腸出血と言います。

放射線治療の副作用Q&A

Q1:照射が終わった後でも副作用はおこりますか?
A1:消化管が一緒に照射された場合、終了して1年後に消化管出血がみられる場合があります。脳が含まれる場合、数年後に脳萎縮や痴呆が出る場合がありあmす。晩期の副作用と呼ばれるものは、数ヶ月から数年後に起切るものですので、通常は5年程度の経過観察が必要ですよね。
Q2: 皮膚の副作用はどうしたらいいですか?
A2:照射部位の皮膚に発赤、乾燥、易刺激性、日焼けなどがおこることがあります。治療終了後、数週間以内にほとんどが消えますので、安心ですが、治療前と比較して少しだけ濃く残る場合もあります。治療中はその皮膚を洗うときにはぬるま湯にして、ごしごし洗ったり、引っかいたりしないようにしましょう。窮屈な衣類も害になります。また、治療中はもちろん、治療数週間は粉、クリーム、香水、デオドラント、ボディーオイル、軟膏、家庭用薬剤などを使わないようにしてください。医者の許可が必要ですし、皮膚の副作用を悪くしないためです。
Q3:脱毛にはどのようにしたらいいですか?
A3:治療を受けている場所は、脱毛が置きやすいです。頭部への放射線治療によって、頭部が脱毛することはありますが、治療が終了すれば、ほとんどの人は再び髪が生えます。毛髪のない頭皮はデリケートですので、治療中は帽子、スカーフなどで頭を覆っておきましょう。かつらを使用される場合には、裏地が頭皮を刺激しない物でないとだめですね。
Q4: 血液への副作用はどんなものですか?
A4:白血球と血小板の数が少なくなることがありますが、これは感染と戦ったり、出血を防いだりするためです。血球が大幅に減少した場合は、一週間ほど治療を中止する場合があります。

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